バッチフラワーのセラピーの過程

バッチフラワー・セラピーは、感情を掘り下げず、

「今、辛い」と認識している感情のバランスを一つずつ整えていきます。

そのプロセスは「タマネギの皮むき」にたとえられます。

 

以前ブログに書いた言葉です。

生きていく中で感情が「タマネギの皮」のように層になっていく様子と

バッチフラワーを使って心の声に耳を傾け、一枚ずつ皮をはがすように感情のバランスを取り戻していくプロセスに通じています。 参考に記させていただきます。

バッチフラワーは、自分を受容し自分らしく生きるサポートをします。

 

                  

 


 

私が悲しみを感じた時、悲しみが出てこないようにフタをした。

抑えられた「悲しみ」は「恐れ」になって

私に ささやきかけてきた。

 

私が恐れを感じた時、恐れが出てこないようにフタをした。

抑えられた「恐れ」は「怒り」になって

私に 話しかけてきた。

 

私が怒りを感じた時、怒りが出てこないようにフタをした。

抑えられた「怒り」は「苛立ち」になって

私に 呼びかけてきた。

 

私が苛立ちを感じた時、今度も出てこないようにフタをした。

抑えられた「苛立ち」は、身体の「痛み」になって

私に 問いかけてきた。

 

私が身体の痛みを感じた時、

その痛みを感じないように「ファイト!ファイト!」と声かけた。

見てもらえなかった痛みは、私を立ち止まらせる「痛み」になって

叫び続けた。

 

そして私はやっと立ち止まり、はじめて痛みを見つめた。

 

「もう頑張れないよ。本当の自分を置き去りにしないで」

痛みの中から、小さな私の声がした。

 

私が「痛み」の話を聴いて「ごめんなさい」と伝えると

痛みは、私の中でやさしい光になって

「苛立ち」を連れてきた。

 

苛立ちの話を聴いて「ごめんなさい」と伝えると

苛立ちは、安らぎになって「怒り」を連れてきた。

 

そして怒りの話を聴いて、悲しみの話を聴いた。

 

「悲しいよ」私がしっかり抱きとめた悲しみの後

そこに、ただ生きていることを喜んでいる

私の生命があった。

 

どんな自分も大切な私。

 

他の「何か」に「なる」必要もない。

そう気づけた時、

あるだけで輝いている、私の生命を見つけた。

あるだけで輝いている、あなたの生命に出会えた。