良い感情?と悪い感情?

 

感情には良いも悪いもなく、どれも大切で湧き上がっては流れていくものです。

ただ「こんな風に感じてはいけない」と抑圧したり、「ポジティブでなければ」と見ないふりをすると、それが自分の中に澱のように溜まり、次第に「気持ちの辛さ(ストレス)」として認識されます。

また、たびたび湧きおこる同じ感情は、自分の考え方の癖を表していたり「何かに気づいてほしい」というメッセージを携えていることもあります。

 

 

レメディ選びは「自分の気持ち」を大切に感じることから始まります。

「感情の良し悪し」や「世の中の正解」ではなく、「自分は本当はどう感じているのか」に耳を傾けることで単なるストレスケアのみならず、本来の個性や才能に気づく機会にもなります。

(例えば不安に対応するミムラスというレメディがありますが、不安になるということは、周囲の状況を敏感に感受できるということでもあり、感受性の豊かさという素質を持っています)。

 

心や感情を見ることは勇気のいることでもありますが、ネガティブと言われている感情が湧きあがり、それを「辛さ」と感じられるおかげで、人は立ち止まり、自分を振り返り、大切なことに気づく機会を与えてもらえるのだと思います。